西東京で葬儀、人任せではなく

ところで一度でも葬儀を家から出した経験がおありの方なら、こんな不思議な思いをされたことはないでしょうか。つまり「あのときはとりまぎれていて気付かなかったが、あの葬儀の業者さんやお寺さんは誰が呼んでくれたのだろうか」ということです。親戚のおじさんが葬儀委員長に就任する以前から、業者さんが来ていたように思うが、はて…というわけです。全国どこでも、西東京で葬儀を行う場合でも、共通して浮かぶ「不思議」です。

こうしたことを気にしてしまうのは筆者が特別なのでしょうか。大抵の人は鷹揚に、自分の地域にはたまたまあの業者さんしか存在せず、だから何らかの手段で情報を得て駆けつけてくれたのかもしれない、と考えるのでしょうか。けれども電話帳などで調べると、実は自分の地域には複数の業者さんが存在しているわけです。西東京で葬儀を請け負う業者さんであれば、それこそ膨大な数です。もしそれぞれがてんでに「営業活動」を行えば、大変な騒動になってしまうでしょう。

そうならず、複数の業者がトラブルも起こさず棲み分けているのは、種を明かせば故人が息を引き取った病院が、特定の業者さんに連絡を取ってくれているのです。ご自宅で亡くなった場合でも、死亡診断書を書いたドクターが所属する医院から連絡が行くシステムが確立しています。ひとつには、行政における人口推移の把握と火葬・埋葬関係の業務がスムーズに運航するためのシステムでもあります。主に衛生面の問題でしょう。西東京で葬儀を行う場合においても、複数の業者が巨大都市の中でスムーズに役割を果たすため必要なシステムでもあるわけです。

そうは申しましても、ユーザー(という言い方でいいのでしょうか)の側からすれば、たとえ事が西東京で葬儀を行うという厳粛なものであっても、それがこちらの予算に見合った規模で、希望する最高のサービスが受けられ、適正な値段で、遺族・関係者が満足のいくきちんとした葬儀が執り行われることが何よりなわけです。また、どの業者を選択するかという選択肢についても、ユーザー側にキャスティングボートがあればもっと可能性は広がるのではないか、と思えるのは理の当然でしょう。

西東京で葬儀を請け負う業者さんは確かにかなりの数に上るわけですし、そのサービス内容についても自由競争の原理が働く限り、微妙に個々の差というものが生じるわけです。もっとも遺族にしてみれば、いざというときは悲しみにとりまぎれ、なかなか冷静な判断も難しいでしょうから、ここは自ら生前の時点において「いざとなったらこの業者さんに」という意思を伝えておくことも必要かと思われます。

 

西東京で葬儀の参考情報  →  やまと葬祭